箱入り娘旅行記

人生は旅の連続

初ヨーロッパは渋々オランダ⑤ ―ここが日本と違うよ、オランダ―

ハロー、ユカ・チェルシー・タムラです。

 

ライブ会場があるのは、アムステルダムから電車で1時間20分ほどの、アイントホーフェン(Eindhoven)という街。 「デザインシティ」と呼ばれ、オランダのデザイン界をリードしているらしい。 そんなアイントホーフェン駅に到着したのは、午後5時頃でした。

 

トイレは有料が当たり前

アイントホーフェン駅に着いた私は、安心してか、急にトイレに行きたくなりました。 そこで、駅でトイレを探し、すぐに発見するも、なんと有料!ドアノブのところにコインを入れる場所があります。そして私、まだオランダ着いたばっかりだから、小銭持ってない…。 仕方なくこの時は我慢して、バスに乗り、ホテルに向かったのでした…

オランダに限らず、ヨーロッパの公共トイレ(駅やデパートなど)、ほとんどが有料です。20から50セントほどで利用可能。しかし硬貨のみしか使用できないので、注意。 市内を観光する時は、忘れずに小銭を持ち歩かないと、どこかレストランなど飲食店で食事する時まで、トイレを我慢するはめになりかねません。

日本だと、駅のトレイはあまり清潔ではないイメージが、私はありますが、ヨーロッパの駅のトイレは、有料のためもあってか、清掃員が常備していて、いつも安心して使えるので、むしろ料金を支払いたいと思えます。

 

バスはクレジットカードも使える

トイレを我慢したまま、ホテル近くまで行くバスに飛び乗った私は、ここでも焦ります。そう、私、小銭持ってないから、バス料金も払えないかも…?! バスの前方から乗車し、運転手さんに料金を尋ねると「現金かクレジットカード、どちらで支払いますか?」と、聞かれて…助かった、私!クレジットカードで料金を支払い、無事に乗車できました。

キャッシュレス化が進んでいる、オランダ始めヨーロッパでは、公共交通機関、ほぼどこのお店でも、クレジットカードで支払いができます。 現金を持ち歩く不安からも解消されるので、安心して街を歩けます。

 

店の閉店時間は午後6

ホテルの部屋に入り、無事に着いたことを実感していると、安心してか、お腹が空いてきました。 オランダでの初食事、何を食べようかなあと考えながら、ホテルの外へ出たのですが、なんと、ほとんどの店のシャッターが閉まり出しています。そして、道を歩いている人もほとんどいません。

時計を見ると午後6時に5分ほど前。閑散とする通り…。

とにかく何か食べ物を買おうと、ホテルの周りを探したけど、どの店も閉まっている…。見知らぬ地を半泣き空腹で歩き回ること、30分ほどして、ハンバーガーショップ兼バーを発見し、なんとかハンバーガーを確保。

ヨーロッパでの平均的な店の営業時間は、9時から18時までのところがほとんどです。遅くまで営業しているのは、スーパーや大きめのレストラン、バーなどのみ。 オランダ人の友達曰く、仕事が18時で終わる人たちが多いので、みんな帰宅して自炊するので、お店は早く閉まっても問題はないとのこと。外食は週末だけするスタイルが主流で、お店も週末のみ21時まで営業するとのことでした。

ちなみに、その友達(来日経験あり)は「日本ではみんな遅くまで働いていて、自炊する時間がないから、スーパーに惣菜やお弁当が販売されているんだね。」と、言っていました。

オランダのように働きすぎず、早く帰宅して家でゆっくり夜を過ごすのはいかかでしょうか、日本のみなさん…!!

 

興味が全くなかったオランダが、初日から気になる存在に変わってきたのでした。