初ヨーロッパは渋々オランダ⑥ ―観光:アイントホーフェンとデンボッシュ―
ハロー、ユカ・チェルシー・タムラです。
4泊のみの滞在と、意外と弾丸だったオランダ旅。 下調べ段階で、唯一行ってみたかった観光地、キンデルダイクにある世界遺産の風車は、遠くて今回は見れず… しかし、オランダの友達たちが、私をぷち観光に連れて行ってくれました。
アイントホーフェン
ライブ会場がある街、アイントホーフェン。 オランダ鉄道の駅から、徒歩10分ほどにメインストリートとなる「Markt(オランダ語で市場)」があり、そこにはショッピングモールやレストランなど、たくさんのお店があります。
小ぢんまりした街で、どこか落ち着いた雰囲気があり、近代的な建物の中に、歴史ある教会などの建造物があるスタイリッシュな印象です。近くにはアイントホーフェン空港もあるので、オランダのメイン都市の1つです。
大通りを離れたところには、オシャレなカフェもたくさんあって、どれも入りたくなって悩ましい…!
私がオランダ初日に、食料を探し彷徨い歩いた末に辿り着いた、ハンバーガー屋さんはこちら。夜はバーとして営業しています。
18時で営業終了する店がほとんどのため、こちらの店は夜は激混みで、通路も人で埋め尽くされていました。
私は持ち帰りで、ラムバーガーを注文。小ぶりだったけど、バンズがもちもち、美味しかったです。
夕食はベーグルをこちらの店でいただきました。2階席もある、ベーグル屋さん。
私が訪れた時は、席はガラガラ、素敵な内装の店内には私だけ…何故なら、まだ準備中だったのです…!
それでも、快くベーグル作ってくれました。サーモンクリームチーズベーグルを購入。かなり大きくてボリューム満点でした!
朝食はマフィンとパイをこちらのパン屋さんで購入しました。
ドリンクも販売していて、店内でも食べることができます。
偶然にも滞在することになった、アイントホーフェン。とても過ごしやすい街で、好きになりました。
デンボッシュ
オランダ在住の友達たちが、アイントホーフェンから電車で20分ほどのところにある、スヘルトーヘンボス('s-Hertogenbosch)、通称デンボッシュ(又はデンボスDen Bosch・オランダ語では“ボッシュ”と発音)という街を案内してくれました。
デンボッシュ駅で友達たちと待ち合わせ。駅は近代的でスマートな建物です。
デンボッシュと言えば、この街が画家名の由来にもなっているヒエロニムス・ボス(ボッシュ)。 私はこの街を訪れるまで、彼については全く知りませんでした…。
すごく奇妙で繊細な作品を描かれた方で、私が訪れた2016年はヒエロニムス没後500年ということで、街の博物館で記念展示をしていたり、街の至る所で記念ポスターを見かけました。
この街にある「聖ヤン大聖堂」は、彼の影響を受けた彫刻が外壁にあります。私が行った時は、500年祭にむけて改修工事中でした…。 が、このようなゴシック様式の、すんごいデカい建物を実際に見たのは初めてで、感銘を受けました。
街の中心にあるマルクト広場には、ヒエロニムスの銅像も建てられており、私が訪れた時は、広場でマルシェが開かれていました。 石畳の道が多く、建物や家も長い歴史を感じられる、当時からのものが多いです。
デンボッシュと言えば、もう一つ。ここが発祥のお菓子「ボッシュボール」。オランダでは、どこでも馴染みのある人気のお菓子とのこと。
丸いシュー生地の中に生クリームがたっぷり入ったものを、チョコレートでコーティング。そして、これが結構デカい!
生クリームがたっぷり過ぎて、もたれそうだけど、止められない美味しさ。
デンボッシュ駅から歩いてすぐのところに、このボッシュボール老舗のカフェ「Jan de Groot」があって、いつでも買い求めるお客さんが行列を作っています。私が行った時も、寒空の下、長い列ができていました。
他のカフェでも販売しているので、我々は時間の関係で、違うカフェでいただきました。
街の中は運河があり、今も実際に荷物の運搬などで、船が行き交うそうです。
すごくゆったりした時間の流れる街、デンボッシュでした。