箱入り娘旅行記

人生は旅の連続

異国お金事情 -クレジット・プリペイドカード、ATM-

ハロー、ユカ・チェルシー・タムラです。

海外でのお金事情を自分の経験をもとに、まとめてみました。

現金派からカード派へ

3回目の海外旅行までは、断然「現金派」でした。

それまでの旅行は1週間ほどの短期間だったので、そこまで多額の現金を持ち歩く必要はなかったし、クレジットカードと言えば、その当時は海外で使ったらスキミングされるなど、怖い話ばかりしか聞かなかったので、不安で何だか使用するのは、気が引けていました。

4回目の海外旅行で、初めて2週間ほど旅行することになり、さすがに2週間分の費用を現金で持ち歩くのは、リスクが高いと思い、クレジットカードを本格的に使うことにしました。

交通機関、コインランドリーもクレジット対応

アメリカにて、自動販売機で飲み物を買おうとしたら、小銭のみ利用可能…持ち合わせが足りず、諦めようとしましたが、販売機をよく見てみると、クレジットカードが利用できるではありませんか!

コインランドリーでも、クレジット支払対応の店舗もあり、小銭がなくてもいろんな場所を利用できます。

ヨーロッパでは、交通機関の運賃も、車内でクレジットカードで払えました。

クレジットカードを持ってからは、小銭の持ち合わせがなくて、近くのお店に入って、お菓子とか欲しくないものを買って、紙幣を両替することも少なくなりました…。

クレジット支払いのみ可能店舗

中心街から離れた場所に行くと、現金支払いしか受け付けてくれない店が多いです。
小さな都市の交通機関は現金、しかも小銭のみしか利用できないこともありました。

これとは逆に、イギリスに行った時に初めて「クレジットカードのみ利用可能」な店に複数店出会いました。

高額ではない食品やカフェなどの支払いは、簡単に現金で支払いを済ませたいところですが、このような店舗が増えている傾向があるようです。

海外の店舗で支払いをする時は、レジ前に設置されているクレジットカード端末で、自分自身でカードを通してサインする、または暗証番号を入力することがほとんどなので、自分の手からカードを離さず安心して支払いができます。

数か国を旅行する時の両替

1回の旅行で続けて違う国に行くと、訪問国によって使用できる通貨が違う場合があります。

手持ちの通貨を次に訪問する国の通貨に両替したり、滞在中に使え切れなくて、もう使わない通貨が残ってしまい無駄になってしまうことも…。

クレジットカードだと通貨を気にせず支払うことができますし、飛行機の乗換時に、その空港がある国の通貨だけしか使用できなくても、安心です。数時間のために両替するのは手間がかかり、勿体ないですから…。

クレジットで支払い時に、支払通貨を現地通貨か円か、選べる店がありますが、この場合は現地通貨での支払いの方が良いと思います。
円での支払いには、その店独自の換算レートがさらに支払代金に追加されるので、これがカード会社の手数料より高い場合は損をしてしまいます。
店ごとの換算レートは公開されてないことが多いようです…。

*クレジットカード会社の手数料等は最新のものをご自身で確認してください。

ATMの利用

ヨーロッパに20日間の旅行に行くことになった時、海外でも現金の引き出しができるキャッシュカードと、プリペイドカードを作りました。
長旅だと現金を持ち歩くことは危険ですし、使い過ぎや盗難防止のために、希望額をチャージしたカードを持ち歩けた方が安全だと思ったからです。

プリペイドカードはどこでも問題なく使えましたが、現金を引き出す際に私のキャッシュカードが利用できないATMがいくつかありました。
各国の大手銀行内にあるATMはどこも問題なく使えましたが、コンビニや道端に設置されているものは利用できませんでした。意外に空港のATMも利用できないことも多かったです。

それと、引き出し金額が自分で希望額が指定できず、予めATM側で定めている金額ごと(€50、€100、€150など)しか、引き出せないことが多かったです。
滞在最終日に少しだけ現金が足りないから引き出そうとしても、多額にならざるを得ないこともあるので、引き出し額は要確認です…。

カードの暗証番号の盗み見の危険性もあるので、銀行内のATMが安心して利用できると思います。
もちろん暗証番号を入力する時は、片方の手で隠しながら入力しましょう!

箱入り娘のまとめ

私は旅行中に、クレジットカードとプリペイドカードを使い分けています。

クレジットカードは、飛行機や長距離電車などの運賃、ホテル利用時のデポジットなど、金額が大きいものに使います。
プリペイドカードは、ほぼ食事代として、滞在中に使用するであろう金額をチャージして、金額が小さいものに使います。

プリペイドはその都度チャージするのが面倒なので、デビットカードの方が便利だとは思いますが、私的には、デビットの口座にある分の金額を常に持ち歩いているような気がして、不安なのでプリペイドを選びました。

私はGAICAのプリペイドカードを利用しています。

専用口座に希望金額をチャージして、海外での支払い時の利用はもちろん、VISAマークのあるATMから現地通貨を引き出すこともできます。

カード残高の払い戻しは、手数料がかかりますが可能です。しかし、このカードは国内でも利用できので、残高は帰国してから使う、という選択肢もあります。

カードの利用の不可をオンラインで自身で切り替えられるので「利用不可」にすると、帰国してカードを使わない時、万が一カードが紛失しても、不正な利用も防ぐことができて、安心です。

GAICA

*利用できる国や地域、利用時にかかる手数料等は、ご自身でご確認ください

クレジットカードには海外旅行保険も付帯されているものもあるので、プリペイドデビットカードと共に持つことで、安全で賢く、自分にあった使い方ができるとお得ですね。