箱入り娘旅行記

人生は旅の連続

心温かい人々、静寂のビーチ -チーニジ・イタリア-

ハロー、ユカ・チェルシー・タムラです。

シチリア島でお世話になったB&B「TAM Vacanze」。家族経営のB&Bで、お母さんがオーナーさん。

事前にファルコーネ・ボルセリーノ空港までの迎え(有料片道20ユーロ)をお願いしていて、空港に到着したらB&Bに連絡して欲しいと言われており、電話をするとオーナーが出て「娘が迎えに行くので出口で待っていて」と言われました。

結構夜遅めのフライトだったので、出口に向かう時は私1人しかおらず、向かいから男性が私に近づいてきたので、目を合わせず乗り切ろうとしていたら「ユカ・タムラ?」と言われ、ビックリしていると、私を迎えにきてくれた娘さんの彼氏でした…娘さんは車で待機していました。

車で15分ほどでB&Bに到着。
白を基調とした可愛らしいデザインの内装にうっとり。

部屋の中もファンシーで、ペットボトルの水と街ガイドまで付いていて、ありがたいサービス。

コンチネンタルブレックファースト付き。
朝食を食べている時も、オーナーが気さくに話かけてきてくれて、私の今日の予定を伝えると、送迎を手配してくれると申し出てくれました。

オーナーの親戚のおじいちゃんが車で迎えにきてくれて、バス停まで送ってくれて、しかもバスのチケットの買い方も教えてくれました。

翌日はビーチに行きたいとオーナーに伝えると、一番近いビーチまでおじいちゃんがまた車で送ってくれました。彼はイタリア語しか話せず、ジェスチャー9割でコミュニケーションを取っていて、ビーチの近くにレストランがあるか尋ねたら、あると言っていたのですが、どうやら夏季限定営業だったようで閉店していて…

そして、ビーチからの帰りは用事があって誰も迎えに行けないので、自分で帰ってきて欲しいと、オーナーの娘さんに言われ、徒歩何分で帰ってこられるか尋ねると「15(fifteen)分」と言ってたので余裕だと思ったら、どうやら「50(fifty)」と聞き間違えたらしく、帰りはビッグサンダーマウンテンに乗った時に見えるような、景色の中を1時間ほど徒歩で歩き帰宅しました…

11月で季節外れのためか、ビーチは静かでほとんど誰もいなくて、ゆったり過ごせて最高でした。


パレルモから帰宅した時は、B&B周辺にはレストランがほとんどなく、オーナーの知り合いが経営しているレストランまで夕食を食べに車で送ってくれるというので、宿泊している老夫婦と一緒に出掛けました。

私のフライトが夜遅かったため、チェックアウトした後も荷物を預かってくれて、空港まではオーナーの甥が送ってくれました。

家族全員で、本当に心優しく、全力でもてなして、大歓迎してくれて、とても快適に心地よく過ごせたので、また絶対ここを訪れたいです。

TAM Vacanze